水泳を 1 年程度の期間続けたら脂肪肝の改善に効果があった
私は、50代前半の男性。
それほど体重が増えていないと思っていた。 痩せた?と言われたので、そうなのかと思い、何年かぶりに体重を測ったら、思っていた以上に増えていた。 どうやら年1キロのペースで増えてたいようだ。
痛風、高コレステロール、高血圧の薬を飲んでいて、かかりつけ医にも少し運動するように言われていた。
おまけに、心臓の CT を撮った時、脂肪肝ですね、と言われた。
複数の医者が指摘する共通点は「体重」で、体重を減らすために運動をすすめられる。
そんな次第で、運動をすることに決めた。どうせなら、全身鍛えられると言われている水泳にしよう、と考えたのが水泳を始めたきっかけだった。
水泳によるダイエット効果は期待したほどではなかったが、脂肪肝が改善していた
1年間、忙しくない日は、40分ほど泳いだ。私の泳力だと、距離にすると、1200〜1600m 程度。着替えたり準備運動などの時間を入れると1時間ぐらいになる。
- 72kg 〜 74kg ほどあった体重が 68kg 前後まで減った。4kg 〜 6kg 減といったところだろうか。(かかりつけ医にも十分ですよ、と言われて嬉しい)
- ウエストは、明らかに減っている。だいたい、ベルトの穴二つ分ぐらいは減った。デニムがゆるゆるだ。
- 去年 CT で指摘された脂肪肝だが、脂肪肝ではなくなってるね、と言われた。(めちゃくちゃ嬉しい成果)
- 血圧は変化なし。(依然として高血圧気味)
- コレステロール、尿酸値は不明。
水泳によるダイエットでは、計算どおりには減らない
1 年間泳いだ割には、体重としては期待したほど減っていないような印象だ。
筋肉が増える分もあるからだろうか。筋肉は脂肪より重いらしく(=同じ重さだと脂肪のほうが大きい)、体重はそのままでもスリムになっているかもしれない。
巷で言われているようなカロリー計算どおりにはいかないのではないだろうか。(運動に限らない?)
ke!san で、「水泳クロール(46m/分未満)8.3メッツ」、時間40分、体重68kgで計算してみよう。 水泳クロール(46m/分) だと 30 分で 1400m 弱のペース。自分の泳力ではせいぜい、1200m だが、同等としよう。
この場合、395kcal と算出される。
脂肪 1kg は 7200kcal らしい。(TANITAホームページより。)
その計算であれば、1kg 減るのに、18日だ。
実際には、この 1 年を見ると、クロール 40 分を毎日続けても、1kg 減らすのに 2 ヶ月かかった。
計算したほど痩せないので、カロリーコントロール(食事、運動を問わず)によるダイエットは挫折するのだろう。
体重の減りが期待どおりではなかったとはいえ、続けたことにより、脂肪肝が解消されたのは良かったと思う。
水泳の良い点
ランニングやサイクリングに比べて、水泳にはいくつか良い点があると思った。
- 天候に左右されない点。温水プールなので、1 年間ほぼ同じ温度なのだが、夏はひんやり、冬はあたたかく感じる。台風の時は休館になることもあるが、雨の時でも利用できるのが良い。
- 体への負荷が小さい。ランニングだと足に負担がかかるが、水泳だとそういった大きな負荷がない。
- 手足両方の運動になる。ランニングやサイクリングだと足しか使わないが、水泳だと、手足両方を使う必要がある。
水泳の上達
1 時間弱、1 年続けると、さすがに、泳ぐのも少しは上達する。
トモキンスイミング教室 など、YouTube 動画も参考にした。
- クロールで 1600m 程度休みなしで泳げるようになった。
- 片手クロールで泳げるようになった。
- バタフライで泳げるようになった。
まとめ
- 体重は期待した通りは減らなかったが、期待値の半分程度は減った
- 脂肪肝は改善した
- 水泳が上達した
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