コーヒーメーカーをおすすめしない理由

私は、コーヒーメーカーをおすすめしない。

いくつか使ってみたが、次の点が嫌だと思う。

• 豆から挽くタイプの場合、フィルター掃除に手間がかかる。
• 粉を入れるタイプの場合、ペーパーフィルターをセットするものが大半だと思うが、フィルターまわりの部品の掃除が大変。
• 保温機能が付いているとはいえ、しばらく置いておくと、苦くなる。
• コーヒーメーカーを置くスペースが必要。それも、水に近いところでないとめんどくさい。
• コーヒーメーカーが不要になった場合、粗大ゴミとして処分する必要があり、邪魔くさい。

そんなわけで、結局、私が行きついた、というか、戻ったのは、ハンドドリップ。

1〜2人用のドリッパーだと、102 と書いてあるフィルターが合う。大きなフィルターしか無いとか、間違って買ってしまった場合は、別にそのまま使ってもいいし、少し切ればいい。(大雑把！)

手入れはフィルターを捨てて、ドリッパーは洗うかゆすぐだけで良い。めんどくないし、環境に優しい。

コーヒー屋さんには、コーヒーサーバにドリップして、ドリップした後、少しかき混ぜるように教わった。

でも、洗い物が増えるので、カップの上にドリッパーを置いてそのままドリップしている。 梅田のカフェでも、そのようにして客席でドリップしていた。 なるほどと思った。

ハンドドリップは、別に難しくはない。また、ハンドドリップで目の前で淹れてあげると、いい香り〜と喜ばれる。

1. フィルターを折り曲げて、ドリッパーにセット。
2. 粉を入れる。一人分の時は、豆用のスプーン一杯半程度入れる。二人分の時は二杯入れる。
3. ドリッパーをゆさゆささせて、粉を平らにする。
4. お湯を全体に少し含ませ、30 秒ほど待つ。
5. 中心付近に1円玉程度の円を描くようにクルクル回しながら入れる。何回かに分けて淹れる。粉がふわーっとなってくるので、 その、ふわーっとした感じを維持しつつ、淹れる。(しかし、そうならなくても美味しい)

コーヒー屋さんには 3 分で 3 回に分けて淹れる、と教わった。 一人用だと、3 分もかけて淹れるのは逆に大変。1分で3回程度に分けて淹れている感じだろうか。

私は慣れたので、ティファールの電気ケトルでも、最悪、片手鍋でも淹れられるが、バルミューダの電気ケトルやそれに似た製品などはコーヒーが淹れやすく考えられている。

良かったら、ドリッパーは何百円かなので、コーヒーメーカーを買う前に試してみてほしい。 コーヒーの粉はセブンイレブンでも簡単に手に入るので。